天空カフェへようこそ
繰り人が何やら唸っておりますね(苦笑) まぁ、我等は気にせず。のんびり参りましょう!
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刃
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刃: (あと数段といった、階段の途中。 気味の悪さに壁へ背中を付けたまま、息を殺して二階を見上げた。 片手は果心堂さんの腕を掴んでいる。 強引に連れて来たが、足取り重く何も言わない彼にも、違和感があるといえばそうだ。 ただ涼さんの困惑した声に耳を澄ます。 むしろそれを頼りに、自分の正当を保っているような心地になる。
本当に、彼女が対峙しているのは、兄なのか。 勘は否と答える。 どんなに機嫌が悪くなろうとも、桜木店長がこんな気配を纏う筈は無い。 こんな、気持ちの悪い悪意。
いつでも飛び出せるよう、じわじわと体勢を整えながら、 『彼』の答えを待つ)
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Date: 2011/06/03/00:01:51
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涼
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涼:(口にすると、兄に決定的に失礼な言葉にしかならない気がする。
いや、何を馬鹿なことをと一笑に付されるような事柄だ。
しかし、この違和感をどうしよう。 この、怖気をふるうような、得たいの知れぬ気味の悪さを………!
青ざめながら、そっと、振り返った)
兄上………ひとつ、お伺いをして良いかの?
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Date: 2011/05/30/06:49:19
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桜木
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桜木:(涼を追って扉が開いた。
その音に飛び上がった涼の背中を見て、その人らしからぬニヤニヤ笑いを浮かべる)
……イヤだナァ。 私が私でなければ、誰だっていうんです?
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Date: 2011/05/27/09:12:11
[2709]
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涼
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涼:(部屋から結構な勢いで飛び出してきた。
わずかに襟元を押さえ、髪がいささか乱れている。顔は真っ赤だ。 あきらかにその横顔はうろたえ、はじらいを含み、混乱している。
細かく胸を上下させながら、乱れた髪を整えつ、黒い瞳を目の前の壁へさまよわせた)
………あ。あ。兄上? あれは本当に兄上かの?
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Date: 2011/05/27/08:39:44
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刃
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刃: (何を感知したのか、息を止めて言葉を切った。 呪の構成が霧散し、弾かれたように上を向く。 一足飛びに果心堂さんの前へ退き、警戒して辺りを見回した。)
……果心堂。 クソガキどころじゃねえ、 何かえらいもんが居るぞこりゃァ…。
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Date: 2011/03/23/00:20:04
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果心堂
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果心堂;(無言のまま、蒼白になっていた。 手にした札に目をやったかたちのまま、 動けなくなっている。 まるで、上方にある何かに、押さえつけられているかのようだ。
全身でその気配を感じ、捕らえようとしている……その首の後ろの毛がそそけだっている。)
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Date: 2011/04/06/03:04:28
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六道
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六道:(刃さまに張り飛ばされ、一瞬、燃えるような顔で刃さまに食いつきかけたが、次の瞬間、呆気にとられたかのように天井を見上げ、口を大きく開き、目を剥いた!
息を忘れたような顔で、天井を仰いだかと思うや、次の瞬間、絶叫を放とうとするかのような表情を一瞬浮かべ、天井へするりと消えた。
何かを助けにでも行こうかというような血相の変え方だった。)
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Date: 2011/04/06/03:10:18
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刃
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刃: (少年を追うこともせず、じりじりともう一歩さがった。 その背中が、固まったままの腕にぶつかり、はっと肩越しに果心堂さんを見る。 色白の顔が更に青白く、脂汗さえ出ていそうな様子に、眼差しを強くする。 向き直って手を掴んだ。)
おい! 確かにケツまくって退散してェとこだが、 まだ二階にゃ姫さんとテンチョが居るだろうが! うちの死神がキレたらこんなもんじゃ無ェぞ、ぼけっと突っ立てんじゃねえ! 行くぞ!
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Date: 2011/04/08/15:50:36
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