天空カフェへようこそ
繰り人が何やら唸っておりますね(苦笑) まぁ、我等は気にせず。のんびり参りましょう!
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果心堂
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果心堂:(投げられた小柄を右手の人差し指と中指の間でたばさんで受けとった!)
白露の……
(札を引き抜き、小柄は刀の柄へ。 札の最初の一文字を読んだ瞬間、 札が霞と消えはてる。
一瞬、唇をゆがめ、しかし、続けた)
………大事ない。
「白露に」 とくれば、 「風かぜの吹ふきしく 秋あきの野のは つらぬきとめぬ 玉ぞ散ちりける」
……文屋朝康だ。
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Date: 2011/03/05/15:23:15
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刃
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刃: (聞き取ったが、前の二首と合わせても答えが出てこない。 手元はそれどころでは無いのだ。 影響一切を外に出さない結界を組んだものの、急拵えでは中のちからを抑えきれないようだ。 ほぼ少年の形に沿うそれは、暴れている訳でも無いのに綻びができ始めている。)
…式神ってなァ、破るんだったっけ?
(低音で呟き、襟首を掴んでぶら下げた。 凶悪と言うのにふさわしい笑顔で目を合わせる。)
どんなお遊戯の最中だお坊ちゃん。 オジサン達、気が長か無ェが、 答えによっちゃ一緒に遊んでやるぜ?
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Date: 2011/03/07/11:41:28
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六道
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六道:(刃さまを見上げ。 ふいっと鼻先で笑うような顔をした。)
なにを、知ったようなことを。
地を這う……猿ども風情が。
(ぐいぐいと両手を横に開いてゆく。 空間がめりめりと音をたててる……!)
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Date: 2011/03/11/14:27:55
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刃
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刃: (大概機嫌が悪い折にこれだ。 あっさりキレたらしく、黙ったまま表情が硬化した。 空いた手が破裂音すらたてて少年の頬を叩いた。)
黙れよ、紙きれ風情が。
(叩きつけるように襟首を放し、恫喝するような早口で 空間爆砕の呪文を口にし始める。 今の軋みと合わせ、発動すれば廊下が吹き飛ぶどころではないが、 後先考えていないらしい。)
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Date: 2011/03/13/20:33:49
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果心堂
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果心堂:(一方、こちらは階下。
後ろにおられる刃さまの腕と肩をばねにお借りする、そこはもはや声をかけずともという鮮やかさで力を得、身をねじるようにしながら、腕をぐいと天井へとつかみのばした。
少年の狩衣の袖がその伸ばした手の届く圏内にある。
が、少年は何の未練もなく手にしたプレゼントから手を離し、ひらりと廊下の奥へと、鳥のように降りる。
その重量感のまったくない動きに、果心堂、思わず叫んだ)
お前………式鬼かッ!
(が、実際はそれどころではない。
すぐに足元に落ちたプレゼントは、例によって、勝手にその包みをほどいて行く………!)
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Date: 2011/02/28/05:20:25
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刃
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刃: (式鬼? 聞いた言葉に疑問符を浮かべながら、 無造作にプレゼントを蹴飛ばした。 開きかけのそれは、廊下を滑って少年の方へ。
ふと燕と鶯の姿が脳裏によぎる。 あの子らは涼さんに付いて行ったんだろうか。 そう考えながら、果心堂さんの横で独りごちる)
……式鬼ってカワイイのを言うんだと思ってたんだがー… …何かなぁ。
(不機嫌そうに睨む。 全く可愛くないわけでも無いのだが。 この少年が置いて回っていたのなら。 …相手の手がかりが見えたというより、 何やら八つ当たりには良さそうに思えてきた。)
可愛いげが無ェぜ、少年。 オジサン、ちょいとイジメていいかな?
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Date: 2011/02/28/09:35:25
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六道
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六道:(刃さまのお言葉に、わずかに顎をあげ、嘲笑としかとれぬ顔になる。
蹴られた箱から飛び出すのは、やはり、絵札………!)
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Date: 2011/03/01/23:57:20
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刃
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刃: (少年へ向かって踏み出した。 通りついでに投げた小柄は、新たな絵札を壁に縫い留める。 瞬く間に接近し、頸へ伸ばした手はしかし、空を掴んだ。 舌打ちひとつして、そのまま側転の要領で、跳んだ少年を狙う。 風切り音がしそうな爪先は、かろうじて衣の端をかすめただけだ。)
何だヒラヒラしやがって! 薄っぺらいのはナリだけにしとけこのクソガキ!
(悪態を契機にして、暴風呪を発動させた。 奥からこちらへ、少年を吹き寄せるように 突風が廊下を吹き荒れる。)
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Date: 2011/03/03/00:07:40
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六道
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六道:(壁に縫いとめられた札をちらりと目で見て。
大きく唇を引き上げて笑いながら、風の中を逆に刃さまの方へ自分から飛ぶ!)
札を見ないで良いのか? いつまでもあると、なぜ思う。
(言いながら、吹き寄せられる途中で小柄を抜く。 抜いた壁から、無数の札が溢れ出し、一気に舞い飛ぶ!)
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Date: 2011/03/03/16:17:55
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刃
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刃: (視界を遮って舞い飛ぶ無数の札に、たちまち蒼眼が切れ上がった。)
いつまでも無ェのは 親と金って相場が決まってンだろうがよ、えェ?
(唸るように呟くと、 飛んできた少年を受け止めにかかる。 一声吠えるように呪を叫べば、吹いていた風は少年を包むように凝り、 その止まった一瞬で細い体を捕まえた。 強引に奪い取った小柄を、目線だけくれて果心堂さんに放る。 そこにはしっかりと貫かれたままの、二枚の札。)
読んどけ果心堂!
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Date: 2011/03/04/00:18:38
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涼
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涼:(2階にて。
桜木の部屋へ駆け上がり、部屋の上から下まで、桜木に追いかけられながら、めくったり開いたりしていた。
きゃあきゃあ騒いでいるから、遊んでいるようにしか見えない。
ベッドの下にまでもぐりこもうとして、目一杯桜木にとどめられ、しかし、そこで、急に桜木が何かに呼ばれたように、あたりを見回したのに、怪訝な顔をする)
………兄上?
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Date: 2011/02/22/05:44:46
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桜木
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桜木:(部屋の脇のクローゼットの近くへ視線を止めた。
が……目を細め、深く唇のはじを引き上げただけ。
涼へ目を戻すと、不思議顔の涼を、そのままベッドへ静かに押し付けた。)
………なんでもないよ。
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Date: 2011/02/27/18:49:33
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涼
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涼:(思いがけない場所で、思いがけない体勢。
じっと見下ろされて、ふと、鼓動が高くなる。いささか焦るような心地で、しかし自然と赤く染まった顔で……桜木を仰ぐ)
な……なんでもない、にしては、兄上、ご様子がいささか………
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Date: 2011/02/28/04:53:23
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桜木
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桜木:(ゆっくりと、布団で高い堤防でもつくるように、涼のまわりをぐるりと囲み、微笑みながら、彼女の上に唇をおとしてゆく。
涼がまごうことなき真紅に頬を染め、きゅっと目を閉じながらも、状況を察して受け入れる顔になるのに、にっこりとしながら。
いや………その目がちらりと笑んだのは、クローゼット脇の空間へと視線をなげたせいか。
微笑ながら、片手は涼の額から耳のあたりを撫でている。 が、もう片手は、クローゼット脇に向けられている。 まるで、細い何かの首を、ひねるようなしぐさを、空間でしながら………
涼の頬に唇をつけた瞬間、次々にプレゼントの包みが、2個、3個とクローゼットの影から床の上に音もさせずに転げだした。
一瞬浮かぶ、苦しげな和装の少女の姿。 その姿は、桜木を驚愕の目で見つめている。
桜木、微笑んだまま。 そちらから目を離し、涼の頬から、額、瞼へと唇をすべらせる)
ただ、目がくらんでしまっているだけですよ。久しぶりに逢えたあなたが、あんまり、綺麗だから………
(もはや視線をむけていないクローゼット脇では、少女が己の喉をひきかくようなしぐさで、天井を仰いでいる。
桜木の少女へ向けられていた手が、ぐいと、虚空を握りきった。
瞬間、目を大きく見開いたまま、少女の体が霧散する。
一枚の、小さな古びた紙となって……!)
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Date: 2011/02/28/05:06:34
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果心堂
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(ずいぶん乱暴な隠し方だと思うのだ。 戸棚の中? 子供のかくれんぼうでもあるまいし。
そも、見つけてほしいと思うものならば、なぜ隠すのか。 いや。見つけさせることが目的ではないのか。
だとするなら、目的は?
……見つけようとする姿を観察すること、だろうか?)
………。
(無言のまま、その瞳の赤がさらに深まった)
……行くぞ。おそらくはここではもう見つかるまい。
(言うとそのまま、振り返らずに、廊下へと戻った)
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Date: 2011/02/18/04:53:42
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刃
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刃: (返事もせず、ととっと後を追う。
目の前で揺れる白い毛先を掴んでみようかと手を出しかけ、 何か薄々気が付いて引っ込めた。
構ってほしいだけじゃないか?
そう思って、口をゆがめる。 子供のようだと、言われるのと気付くのとは、気分が大きく違う。 大体、騒動が起きてからの自分の煮え切らなさも気に入らないのだ。 一々わざとらしい。 考えるより先に、手が口が出るのが普通だった筈なのに、今頃何で。
数歩歩くうちに、らしくもなくそう考え、暗い天井を仰いで。 蒼眼を剥くと、結局髪束を引っ張った。)
果心堂。上!
(天井から彼らの身長すれすれにぶら下がる、あの包み)
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Date: 2011/02/20/01:02:56
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果心堂
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果心堂: (大きな舌打ちをして、引かれた髪をそのままに、天井を仰いだ。
鼻先すれすれに、まるでおどけたピエロのように、揺れるプレゼントのリボン!)
くだらぬ………ッ!
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Date: 2011/02/20/13:34:13
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六道
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(そして、そのプレゼントの向こうに、それをつまんで天井からにゅいと体をだし、彼らを見下ろす姿………!)
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Date: 2011/02/20/13:37:29
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果心堂
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果心堂:(言ってから、そのまま、刃さまと目をあわせそうになって、なぜか微妙に視線をずれさせた。かと思うや、急に、無表情になって、すくりと立ちあがる。
何故か早口。)
一郎太がどうしてあのようなことになっておるのかは、オレにも皆目わからん。 わからんが、居所が知れただけでもまずは朗報だろうて。
誰がしかけたかもわからんが、ばかげて悪趣味なこの戯れには早々に引導をくれてやるが良かろうよ。
しかし……この札だけでは、まだ、意図がよめんな。
『あいみてし のちの心にくらぶれば むかしはものをおもわざりけり』
思いを交わして一夜を過ごしたあとにわかった、片恋の頃はなんとおめでたかったことか、というような意味の句だ。
なんとも緊迫感のない、おめでたい句ではあることだがな………!
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Date: 2011/02/01/02:50:22
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刃
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刃: (床に置かれたかたちで座ったまましばらく、 子供のようにぼんやりと果心堂さんを見上げていた。 しかし空気が抜けるようなため息を吐き、肩を落とした。 何だか分からないが、口を尖らせる。)
…懸想坊主の次は、現実知った恋するオトメの歌か? 百人一首ってなァそんな呑気なんばっかかよ。 色恋に疎いオジサンにゃ分からんね。
(妙な『間』を埋めるように呟くと手を伸ばし、 勝手に果心堂さんの腕を掴んで立ち上がる。 早足に壁まで歩くと、無造作に小柄ごと札を抜いた。 それ越しに外を、 いや、自分しか写っていない窓を見ながら笑う)
札ァ持って続き言ったら、有坂みたいに飛ばされるかもな。 まァ3枚目でも見つけねーとハナシが進まねェや。 姫さんが見つけてるといいんだがな。
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Date: 2011/02/02/01:04:20
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果心堂
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果心堂:(刃さまを目で追って。 窓に、同じものを見て・・・・ 穏やかに目をそらすと、大きく腕を組み。
それから、づいと肩をひきあげた。)
もともと、糞の役にもたたぬ女だ。 とりえといえば、カンが効くくらいなのだから、 このような時に役にたたぬのなら、肥のかわりに畑にでも 埋めてしまうが良かろうて!
(涼のことは罵りなれていると見える。
少し勝手を取り戻した様子で、ふと、黙考する)
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Date: 2011/02/04/06:18:41
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