天空カフェへようこそ
繰り人が何やら唸っておりますね(苦笑) まぁ、我等は気にせず。のんびり参りましょう!
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有坂
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有坂:(涼が自分の事をどのようにこの少年に話していたのか、おぼろげには予想がつくのだが、予想通りであるかどうかは確かめようがない。しかし、それはそれとして、今の彼には確認しておきたいことがある」
一郎太くん。君がここへ閉じ込められて、今で何時間くらいになるのかな?
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Date: 2014/06/17/00:39:06
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一郎太
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一郎太:(有坂の声のわずかな強弱で、この男がかなりのひねくれ者ではないのかと、そう悟る。 彼の師匠もまたある意味ひねくれ曲がった妖ではあるが、この人間はまた、まるで師匠とは違う方向にひねくれているようだ。
少しまた、可笑しくなって。
その視線が、初めてわずかに緩んだ)
えぇ。 まったく、そのようで。
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Date: 2014/06/02/02:53:23
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有坂
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一方、こちらは有坂。カフェの頭上に浮かぶもう一つのカフェの中に封じ込められ、途方に暮れた顔だ。
有坂:(苦い苦い顔で) まったくもって姫様と来た日には、人を人とも思っておらぬなさりよう。ここまで扱いが荒いと、こちらでも転職を考えようかと、本気でそういう気になりますな………!
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Date: 2014/05/25/00:27:54
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少年
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少年: (部屋の片隅に、息を殺したような感じで。無言で立って、ただジッとしている。)
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Date: 2014/05/25/17:35:30
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有坂
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有坂:(背中の方を振り向きはせず。窓の下の遠い地上を眺めやりながら)
君………一郎太さんと言われましたか。 そんなに警戒する必要はありませんよ。 私は確かにたいせいがわの人間ですが、だといって、退魔だなんだという力はまったくないのですのでね。
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Date: 2014/06/02/02:22:36
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有坂
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有坂:(少しだけ体を後ろにねじり、少年を振り返った。 彼がここへ送り込まれた、その瞬間は、この少年は鬼にも似た金色の蓬髪であったはずだ。しかし、今はおとなしげな、黒い瞳の少年となってる。
擬態………
わずかに目を細め。 階下(というのも今や正確ではないが)の吸血の鬼の事を思い出した。 どこか、あの男に似ている気もするが、それよりもはるかに念のいった擬態だ。
日本昔話にでも迷い込んだ気分である。
確信にも似た思いで相手が人間でないことを感じているのに、視界では人間としかとらえられない、この違和感。)
違いましたか……君、一郎太君、でしょう?
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Date: 2014/06/02/02:28:35
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少年
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少年:(まだ、無言。
応えるべきか、はたまた応えざるべきか、己の中でも答えが出ないのは、やはり少し前に人間たちに受けた仕打ちの恐ろしさが体に残っているからか。
しかし。
完全に振り返った有坂を見上げて、ふと、思い出した。
この男の雰囲気を誰かから伝え聞いて知っていると感じたのだ。
そう。ほかでもない、あの破天荒な姫巫女から、愚痴と悪口で伝え聞いていた男の特徴に、あまりにもその姿が、いや、目つきか、持つものすべてが……ぴったりと来すぎている。
思わず、声が漏れてでた)
あ………なた、有坂、さん?
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Date: 2014/06/02/02:34:05
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有坂
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有坂:(名を呼ばれた理由がわからず、一瞬、目を見開いた。その気配で、少年が今度は自分が有坂ではなかったかと勘違いしそうになっていることに気づき、数歩足を進める。
そのまま、ええい、ままよと少年の肩をとった)
えぇ。そのとおり。 私は確かに皇宮警備機構の有坂岳彦ですが、どこかで面識がありましたかね?
私は、あなたのような人を、覚えていないとは思えないのですが。
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Date: 2014/06/02/02:39:00
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一郎太
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一郎太:(やはりか。
相手が有坂と聞くと、初対面の気がしないのは、涼がしょっちゅう、長時間にわたる悪態をこの男について付き続けていたからだ……というのが、ちょっと可笑しい。
思わずちょっと笑みが出たが、さらに有坂に怪訝な顔をされたので、控えめに、抑えた。
首を横に振り、有坂を仰ぐ)
いいえ。お会いしたことは。 しかし、姫さま……天魔さまが、よく、あなたの事をお話でした。 本当に、お話通りの方でしたので、すぐにわかりました。
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Date: 2014/06/02/02:45:15
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有坂
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有坂:(涼が。
自分の事を話していた、と、聞いても、ろくな話ではないだろうとすぐに連想が行くから、ちょっと複雑な表情。
わずかに一郎太から目をそらした)
ふぅむ。 姫様の。 では、あの方の悪態にも少しは役にたつところがあるということだ。
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Date: 2014/06/02/02:47:46
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桜木
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桜木:(果心堂の下から逃れ出ようともせず、どこかぼんやりとした顔で、刃さまとのやりとりを眺めるような様子をしていたが。
ふと、大きく笑んだのは、どのような心の動きからなのか………
目を細めて、その口を開いた)
そうだね。
まぁ、謎というほどのものではないと、 そういうことは、はっきりしたかもしれないねぇ。
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Date: 2012/05/07/02:21:41
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刃
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刃: (視線を『彼』に移し、瞼を半分下ろした。 先ほどまでの、いや、いつも通りのふざけた口調のまま、 声のトーンが少し下がる。 階段口から動かないまま、首を傾げた)
へぇ……そりゃ不思議だね。 オレがフラれてる間に何があったか知らねえが、 あれか? 大山鳴動してなんとやらってやつか? じゃ、ちゃっちゃと片付けて、有坂と坊ちゃん、下ろしちまおうぜ。
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Date: 2012/05/08/00:12:24
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桜木
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桜木: (刃さまのお言葉に、応とも否とも答えず。自分を組み敷いたままの果心堂へ視線を戻し、床に肘をたてる形で、少しだけ、上半身を上げる)
……札を出してほしいなぁ。 私は種明かししないとは言っていなかったと思うけれどねぇ。 短気な男だ。
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Date: 2012/06/11/06:49:42
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刃
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刃: (とんとんと、急ぐでもなく階段を上る。 2階がどう進展しているか見当がつかないが、 あのままというわけもないだろう。 全滅、とか、全員行方不明、とか以外だといいけどと考えながら、 とりあえず、俯き気味に気まずそうな顔を作って、階段を上りきった。)
いやぁフラれちまったぜ。 オジサン、女子会には向かないと見える。
(言いながら廊下へ顔を向け、 立ち止まって言葉を切った。 眉を寄せて呟く。)
……で、コレどういう状況?
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Date: 2012/04/26/13:49:57
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果心堂
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果心堂:
・・・・!
(驚いたように、刃さまの方を見た。 床に手足をついた、その下に、 桜木の体がある!)
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Date: 2012/04/29/18:13:27
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刃
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刃: (たっぷり10秒、表情を変えずに二人の様相を眺め。 ため息を吐いて腕を組んだ。)
……果心堂。 そりゃお相手しとけっつったけどよ、 そーゆーお相手するんならさぁ、部屋ン中でやれよお前。 オジサンあっちもこっちも居場所無くなっちまうだろがこの野郎。
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Date: 2012/04/30/00:09:22
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果心堂
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果心堂:(刃さまのお言葉に、数秒沈黙し、そののち、ハッとなって、顔をあげ、目を剥いた)
な……何をバカなことを! いくらオレでも、この状況下でそのような考えが浮かぶものか!
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Date: 2012/05/01/06:26:13
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刃
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刃:
浮かんでねェのにソレか? じゃあ誘われたって? らしくねえなあ。 どっちにしろ、暑ィのにお盛んだねェ。
(やれやれと肩をすくめる。 目を逸らすついでに見回した廊下には、先ほどの式鬼の姿が見えない。 部屋の戸は半開きだが奥は見えず、窓も開いていないのに焦げ臭さははれている。 ひと立ち回りあったか。 もろもろを気に留めながら、ぐるりと見て果心堂さんへ目を戻した。 とくに口を挟まない『彼』の思惑は掴めないが、話を誘導する必要はあるだろう)
……で? がっちり押し倒しててちゅーでもすンじゃなけりゃ、何でその至近距離よ。 そうしてりゃ、なんか謎解きする手立てでもあんのかね。
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Date: 2012/05/01/23:55:17
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