天空カフェへようこそ
繰り人が何やら唸っておりますね(苦笑) まぁ、我等は気にせず。のんびり参りましょう!
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涼
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涼:(傍らに寄り添う、刃さまの存在感が、このようなときだからこそか、短い安らぎをさそう。
刃さまの額に頬を寄せて、まぶたを深く閉じた)
……外身は間違いなく兄上なのじゃ。 兄上は<魂>と<命>を私のために切り離されたのじゃもの。 からっぽのそこへ、まんまとあれが入りこん………
(そこまで言って、ハッとなって、目を剥いた。狩衣の胸元から、そこに下げていたロザリオを引きちぎらん勢いで取り出して、)
わ、私はバカか!あ、兄上の御魂は、ここにあるではないかーッ!
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Date: 2012/04/06/07:25:23
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刃
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刃: (引き出されたそれを間近に目にして、顔を上げた。 あわい光を弾く、連なった珠と銀十字。 何だか触れてはいけない気がして、上げかけた手を引っ込める。 代わりに、にかりと笑った。)
よぅし、テンチョ居るんだな! 後はこう…掛けるか呑ますかどうにかすりゃ何とかなるだろ! よくわかんねーけど!
(何ともてきとうであるが、元々考えなしの場当たり主義だ。 言いながら調子良く涼さんの肩を叩き、万事解決したように笑う。)
そうと分かりゃ、もういっちょ絡みに行こうかね。
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Date: 2012/04/07/00:14:27
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涼
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涼:(兄の魂が己の手にあるのを思い出して、俄然、ふるいたった。 ロザリオを握りしめ、数秒、息を詰める。 その眼には奸計のそろばんをはじくに似た光。)
………刃どの。 面倒なことは、面倒な奴に任せてみる、というのも、一つの手かもしれぬの。
こういうのはどうであろう。
上の「あれ」は、このような状況で、おそらく、兄上よりもしたたかにたちまわりそうには見受けられぬか?
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Date: 2012/04/07/07:54:09
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刃
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刃: (きょとんと涼さんを見返した。 何か言いかけ、いやいやいや、と顔をよそへ向ける。 が、結局我慢出来なかったらしく吹き出し、そうだよなあ、とか言いながら大笑いしている)
可愛いトコにアテられ過ぎてたぜ。 流石だ姫さん! テンチョじゃちょっと、おっとりさんだからなー。
じゃ、上のアレとオレ達 どっちが役者が上か、勝負といくか。 なァに、あちらさんも体は欲しいんだろ。 テンチョの立場が悪くならねぇように、乗ってくれるだろうぜ。
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Date: 2012/04/07/10:05:34
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涼
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ウム………!
(唇を引き結んで、強く手にしたロザリオを握りしめ、こころなし、天井を見上げ気味にした。
心強いのは、この場に刃さまのおいでくださることだ。 一人ではない。 そのことがもたらす、思いがけない力強さに小さな驚きすら感じつつ、もう一度、刃さまのお顔を見て、強くうなづいた)
ウム!
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Date: 2012/04/25/07:10:03
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刃
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刃: (一階の居間。 飲みかけの酒杯やひっくり返ったままの料理が散乱している。 そこへ、二階から真っすぐ涼さんを連れて来ると、 改めて、ぎゅうと抱きしめた。)
大丈夫か? 何かされたか? 気が付くのが遅くって、ごめんな。
(そのまま頬を押し付けていたが、息苦しさにか身じろぎする涼さんに、腕の力を緩めた。 悪ィ、オレもアテられてら、と髪をかきあげながら笑う。)
……あの世だ何だ、薄ら寒ィ事ばっかだったってェのになぁ、 飲んで寝れると思ったココまでこの有様だ。 テンチョは居ねーし果心堂もだんまりだし、 …これ以上なら、もういいや。 可愛い姫さん守っとけるなら、もう騙されようが刺されようが構やしねぇよ。
(なぁ?と口の端を上げ、緊張が解けたように大きく息を吐いた。)
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Date: 2012/03/23/00:54:37
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涼
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涼:(ぎゅっとされたり、すりすりされたりで、刃さまを見上げて、赤くなったりさらに赤くなったりしながら、しばし、意味不明に口をぱくぱくさせていたが。
突き詰めていきゃあこのように難しいことなどさしてないよ、と言わぬばかりの刃さまの笑みに、ふと、己の力もほどかれたように肩がおちた)
面白いのぅ。刃どのは!
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Date: 2012/03/31/00:55:21
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刃
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刃: (カッと笑うと、大仰に肩をすくめた)
何て褒め言葉だィ! こんなカッコイイオレ様捕まえてよ。 全く、姫さんは可愛いなぁ!
(すっかり機嫌が上向いたらしく、大雑把に涼さんの頭を撫でる。 それから冗談めかした様子で、何か二回目な気がするけど、と言いながら顔を覗き込んだ)
どうする? 正直オレんとこ連れて帰っちまいたいトコなんだが…、 まぁちょいと遠いか。 それともこのままじゃ流石に寝覚めが悪ィかねえ?
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Date: 2012/04/03/00:51:55
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涼
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涼:(刃さまのお言葉に、一瞬、そのままついていけたならば、という思いがよぎる。 が、ぐるりと状況を頭でさらって、小さな吐息とともに、目だけで天井を見上げた)
有坂はともかく……一郎太が不憫じゃからのぅ。
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Date: 2012/04/03/07:34:44
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刃
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刃: (つられるように天井を向いた。 男共より可愛い子、それが彼女の優先順位ではある)
…ま、あのちびすけは放っとけねェな。
(にや、と笑ったが、 思い出したように涼さんに視線を戻した。)
つーか姫さん。 テンチョどこ行ったか知らね? そもそもオレ寝るのに忙しくて、いつから居ねェのか分かんないんだけど。
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Date: 2012/04/04/00:19:41
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涼
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涼: (思い返せば、頭上にいる、あれが兄であるのかないのかといえば、兄の形をまぎれもなくしているにもかかわらず、中身はまるで別物だと言わざるを得まい。 それでも、本人を前にすると、まったくそのように考えられなかったのは、また別の何かがありそうだが………
両手で顔を覆って、大きくため息をついた)
………鑑みるに、あれじゃ。
おそらくは永久牢獄から出てきたときから、ありゃ、兄上の中には別の何かが入っておったのじゃ。
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Date: 2012/04/05/07:23:12
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刃
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刃: (マジか、と呻いて、再度天井を仰いだ。 あの、首ならぬ手を突っ込んだ異界は、彼女の理解を越えている。 帰り道のひどい眠気は、そこに関わったせいだと思っているくらいだ。 嫌そうに目を閉じて眉間にシワを寄せた。)
あそこにテンチョ置いてきちまったって? ……ちっくしょう、そうなったらあの死神しか手出し出来ねぇじゃねーか。 つーか結局テンチョ引っ張り出したのアレだろ? じゃあアレの手落ちかよ!ロクでも無ェ!
(トートを、回りくどくて鬱陶しい奴と断じている彼女には、 出来ることなら力を借りたくなど無い、どころか名前も呼びたくない、身近な人外だ。 涼さんの肩へ、うなだれて額を乗せた。)
…姫さん、こりゃオレにゃ上の変なのを ぶちのめしてみるしか思い付かねーや…。
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Date: 2012/04/05/11:25:41
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桜木
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桜木:(ヒョッと目を見開いて、刃さまと、刃さまに頭を抱かれるようにして階段を下りる涼の姿を見て、驚いた顔。
そののち、子どものように、ムクれた)
……イヤだなぁ………! 女子がいないと盛り上がらないですよ。 一緒にゲームを楽しみましょうよ?
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Date: 2012/01/12/01:50:14
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刃
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刃: (ゲーム。 確かにそうだが、 桜木さんの姿でそうのたまうか。 何だか苛立ちさえして、 階段の途中から、声だけ上へ投げた。)
果心堂! 付き合い長ェんだろお前がお相手しとけ! 姫さんはオレがいただいとく!
(今度こそ、 もう上を気にせず早足に階段を下りる)
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Date: 2012/02/24/01:10:20
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刃
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刃: (手に入れた物。 一瞬何の事だか分からなかった。 そういえば、と、百人一首の札を集めている最中だったのを思い出す。
煙の家や、そこへ桜木さんを捕らえる筈だったのだろうという涼さんの言葉、 「乙女の姿」が「あさぼらけ」までという読み。 ついでに、放ってきた酒や、作っているところだったらしい炊き込みご飯の事まで思い出し、 現状とのギャップに、一周まわってうんざりした。
何だこのありさま。
仕掛けた者は、桜木さんがこんな事になっているのを知っていて、手を出したのか。 さっきからまともに口をきかない果心堂さんのことさえ、 実は本人では無いのかと疑い始める。
桜木さんと果心堂さん、どちらもあちら側へ封じられていた者だ。
目を逸らす。 それもまた、ややこしい事になるのだろう。 果心堂さんの言う歌の文言を聞き流し、涼さんの頭に頬を触れさせて呟く。)
……やっぱりアレだな。 有坂の代わりに、二人ともあっち行っときゃ良かったんだな。 全くよゥ……桜木鷹は店放ってどこ行ってやがんだ。
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Date: 2012/01/05/16:26:18
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涼
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涼(どきりというか、ぎくりというか。 心臓を突かれたように、刃さまの凛とした横顔を仰いだ。
が、言葉を発するまえに、兄がまた口を開いた……!)
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Date: 2012/01/08/11:05:26
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桜木
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桜木(ポケットに手を差し込んで、果心堂が懐から出したのと同じ札を一枚、取り出す。 が、それは裏向きだ。 何が書かれているかはわからない)
私もさっき、一枚拾いましたよ。 部屋に忍び込んでいた誰かさんの落とし物かな?
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Date: 2012/01/08/11:10:13
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桜木
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桜木:(1枚、と言ったのに、出した札が横に増えて、4枚に。
あれ?と首をかしげる)
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Date: 2012/01/08/15:13:44
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六道
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六道(苦虫もこれだけ噛めば致死量だといわぬばかりに。
憎々しげな顔をして、吐き捨てた)
……騙されん! 封じの札2枚を除いて、 残るのは5枚だ。 もしお前が持っていても3枚……
(言ってから、ハッとなって、口をつぐむ!)
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Date: 2012/01/08/15:18:17
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桜木
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桜木:(莞爾として微笑んで、果心堂と刃様、そして涼を見た。
その手の札は、再び一枚に戻っている)
聞いた? あと、2枚だって。
手に届く目標があると、頑張るかいもあるってものです。
(ねぇ?と、首を傾けた姿は、純粋にただ、楽しげですらある………!)
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Date: 2012/01/08/15:20:43
[2735]
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刃
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刃: (胡乱げに『彼』を横目に見て、考えるように視線をさ迷わせた。 そして涼さんの口をふさぐように、片手で頭を抱く)
……そうかい。 じゃ、あんたら頑張ってくれよ。 姫さんがどうにもお疲れ気味のようでね。 オレ達ゃゆっくり女子会でもしながら、下で待つとするぜ。
(六道という式鬼が、涼さんの知った者だったなら。 おそらく仕掛け手も、有坂さんにそう危害は加える手合いでないとの読みだ。 そして何より、今の『彼』と涼さんを一緒に居させたくない。
果心堂さんの背からついと離れ、振り返りもせず階段へ向かう)
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Date: 2012/01/09/11:48:09
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刃
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刃: (妙な甘い香が鼻先をくすぐり、反射的に息を止めた。 涼さんを連れて、果心堂さんのかげへ退く。 知っている、ような気がする匂いだ。 同時に厭な悪寒が背中をはしり、向こうへ風が流れるよう小声で呪を呟く。 長く吸って良いものではなさそうだ。 とりあえずアロマや柔軟剤の類ではないと判断し、一応涼さんの服も確かめてみた。 抱いたまま肩口に顔を近づけたから、何かびっくりされたが。 可愛いから、いや、大丈夫だから笑顔を返しておいた。
それはともかく、目を伏せる。 果心堂さんへ軽く背中を当て、囁いた。)
ちょいと長生き果心堂サンよ。 アレ、何。 テンチョってあんな芸達者なお人柄かね?
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Date: 2011/12/20/00:43:20
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桜木
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桜木:(その人相ががらりと変わって見えるほどの凶悪な微笑みで、ぐるりを大きく見まわした。 その瞳がぴたりと、刃さまに問われた言葉にも一声も出せず硬直していた果心堂に合う。 合ったまま、深く相好を崩した。 まるで、深く親しいものへ交わす暗黙の了解の確認だ。
しかし、果心堂に何か答えを求めるでもなく、次には六道の前に歩を進めている。 ごく冷静なあしどりだ。)
私に喧嘩を売るのがお前のお仕事かい? 違うだろう?
ちゃんと言われた仕事をしないと、私に消されるまでもなく飼い主に消されてしまうよ。
まずは、私たちの集めたものを出そうかな。 ね?
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Date: 2012/01/03/02:07:31
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果心堂
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果心堂:(何かが蘇りそうなのだが、思い出せない。 それは目の前の桜木が完全に「桜木」ではないというのに、それを断言することができない、いやなひっかかりとなっている。
刃さまの疑惑の視線を己の横っ面に痛いほど感じながらも、懐から札を出した)
「風かぜの吹ふきしく 秋あきの野のは つらぬきとめぬ 玉ぞ散ちりける」
「あいみてし のちの心にくらぶれば むかしはものをおもわざりけり」
……2枚だ。
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Date: 2012/01/03/02:24:21
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